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シベリアやオホーツク海沿岸で繁殖し、日本には越冬のため千島列島を経由して飛来し、
「冬鳥」として知られる。
家族のきずなが固く、群れになって集まり、他のカモたちと一緒になって春を待つ。
とりわけハクチョウ、ツル、ガンの仲間は、パートナーとの関係が一生涯続き、
親子関係も成長するまで(繁殖できるまで)に2年以上かかるため、長い関係が続くという。
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長都沼で最初に見かけたこの2羽のハクチョウは、他の群れと離れて
2羽だけ近くの田畑にいました。1羽は首をうなだれてほとんど動かず、
もう一羽が辺りを伺うように首をまっすぐ立てて、守っているようでした。
病気で弱っているか、怪我でもして長旅には耐えられないのかと思い心配になりましたが、
次に見かけた時は、時々首をもたげて周りのエサを食べている様子でした。
最後に見かけたとき、トビが数羽近くに群れていて、その内の1羽が低く飛び上がったとき
それを合図にハクチョウ2羽は、勢い良く飛び立ち、仲間達が群れている奥の沼地に向けて
飛んでいきました。2羽とも元気な羽ばたきで、ひとまず安心しました。
(最初は11月の初旬、最後は11月下旬でした。同じペアだったと思われます)
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コハクチョウ |
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コハクチョウ 小白鳥 学名:Cygnus columbianus 英名:Tundra swan
カモ目カモ科ハクチョウ属コハクチョウ
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オオハクチョウ(嘴の黄色の部分が尖る) |
コハクチョウ (嘴の黄色の部分が短く丸みあり) |
ユーラシア大陸北部のツンドラ地帯で繁殖し、冬期には温帯へ渡る。日本では冬鳥で、定期的に渡来するものは、
本州の宮城県以南から島根県あたりで越冬している。北海道では渡り途中に通過するだけで稀に遭遇する。 |
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コクチョウ |
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コクチョウ 黒鳥
学名:Cygnus atratus
英名:Black Swan
カモ目カモ科ハクチョウ属
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野生のコクチョウはオーストラリアの乾燥地帯をのぞくほぼ全域に生息する固有種で、その後ニュージーランドや
ヨーロッパ、そして日本(茨城県、宮崎県)に移入された。その後、繁殖して広範囲を移動する漂鳥になった。
(このコクチョウは東北で撮影しました)
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コブハクチョウ |
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コブハクチョウ 瘤白鳥
学名:Cygnus olor
英名:Mute Swan
カモ目カモ科ハクチョウ属
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日本には本来分布していない外来種。ヨーロッパ、中央アジアを中心に生息する。繁殖のため渡りをする。
日本列島では北海道から九州まで各地で記録があり、ウトナイ湖など定着している地域もある。
(イギリス訪問時に撮影しました。…かなり昔です!)
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