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「本亜種の呼称は以前はエゾノウサギであったが、研究の結果本州以南に生息するニホンノウサギの亜種
ではなく、ユキウサギの亜種であることが判明し、エゾユキウサギと呼称されるようになった。
ユキウサギの学名のラテン語の意味は「臆病なウサギ」である。
学名が示すように本亜種は用心深く、昼は身を隠していることが多い。
エゾノウサギ(蝦夷野兎)の呼称も使用されることがあるが、ユキウサギという呼称は
本州以南のノウサギと区別するためのものである。」 (Wikipediaより)
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道南の横津岳の登山道にて |
9月上旬で、白い冬毛に換毛する直前でした。 |
「 このエゾユキウサギは、本州に生息するニホンノウサギに比較して、体格のわりに耳が小さい。
これは寒冷地に生息しているので、耳からの体温の放熱を抑えるためと考えられ、また足の裏には毛が密生し、
かんじきのような役割を果たし、雪上でも滑りにくい。その小さな体に比して、足は非常に大きく、
その力強い足から生み出される走力は、日本の哺乳類で最速とされる。時速80km/hで走ることが可能。
エゾユキウサギは冬季とそれ以外の季節で毛色が異る。換毛期は、夏毛から冬毛へは9月下旬から12月上旬、
冬毛から夏毛へは3月下旬から6月上旬。積雪期以外の時期でも白化している時期がある。」
(Wikipediaより)
…というわけで、私が遭遇した時期は、丁度夏毛の茶色から冬毛の白色に換毛する
少し前の時期だったようです。今度は冬の真っ白な時期に会いたいものです! |
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エゾシカ |
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エゾシカ 蝦夷鹿 学名:Cervus nippon yesoensis
英名:Hokkaido Sika Deer
動物界脊椎動物門哺乳綱鯨偶蹄目ウシ亜科シカ科シカ属ニホンジカ(亜種)エゾシカ
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道南の江差から函館に向かうドライブ中に、偶然遭遇しました!(9月中旬) |
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エゾシカは夏と冬の年2回、換毛期が訪れます。
夏は「鹿の子(カノコ)模様」と呼ばれる茶色い毛色に白い斑点模様。
鹿の子模様と聞くと子鹿だけに出る模様だと思われがちですが、成獣にもこの模様は見られます。
一方で冬毛は、斑点模様のない灰褐色です。エゾシカは、夏と冬で毛色が全く異なるので、
はじめて見る人は別の動物だと勘違いしてしまうことも多いと言われます。(私もそうでした!)
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道南の鹿部町から森町へ向かう途中…
(4月中旬) |
恵山で…
(8月中旬) |
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雄のみがもつ角(ツノ)もまた、他のニホンジカの亜種よりも大きく立派になります。
角は毎年4 - 5月に根元(角座)から外れ落ち(落角)、その後に柔らかな短毛が密生する角(袋角)が
生え始め、9月頃には堅い石灰質の角に成長します。
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苫小牧研究林にて
(3月下旬) |
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苫小牧研究林にて
(10月中旬) |
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ニホンカモシカ 日本氈鹿 学名:Capricornis
英名:Japanese serow
哺乳綱偶蹄目ウシ科ヤギ亜科カモシカ属
東北にて遭遇(4月中旬) |
ニホンカモシカは、北海道を除く日本(京都府以東の本州、四国、九州)の固有種です。
…というわけで、北海道には存在しません。この写真は東北で撮影しました。
シカの名が入っていますが、シカの属するシカ科ではなく、ウシやヤギと同じウシ科に属します。
故にシカとは違い、ウシ科のほかの種同様、角は枝分かれせず、生えかわりもしません。 |
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エゾタヌキ |
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エゾタヌキ 蝦夷狸 学名:Nyctereutes procyonoides albus 英名:Raccoon Dog
ネコ目イヌ科タヌキ属(日本亜種)タヌキ
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(こちらは、北海道神宮を訪れたとき、偶然に境内にいる姿を目撃しました。)
(10月初旬) |
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「 生息地域は北海道の一部で、森林や林縁、川や沼沢がある地域に生息する。
北海道最大の捕食者であるクマに、なぜかエゾタヌキは捕食されず、クマの巣の近くに巣を作る例が
確認されている。 本亜種はため糞をする習性がある。数頭で一緒に糞をする場所を持っており、
そこに糞をためる。これをため糞という。ため糞場は本亜種同士の情報交換の場と考えられている。」
(Wikipedia)
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早春の花々や野鳥との出会いを求めて山野を巡ると、時々「狸のため糞=共同トイレ」に遭遇します。
でも、夜行性のためか狸自身に出会う機会はめったにありません。
10年ほど前ですが貴重な体験でした! |
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ヒグマ |
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ヒグマ (羆、緋熊、樋熊)
学名:Ursus arctos yesoensis
英名:Ezo Brown Bear, Grizzly Bear,
Hokkaido Brown Bear, Ussuri Brown Bear
哺乳綱食肉目クマ科クマ亜科ヒグマ属(亜種)ヒグマ
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(こちらは、登別温泉街にある「クマ牧場」の住人です。ご心配なく!) (6月初旬) |
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日本国内には、北海道に生息するヒグマ(亜種エゾヒグマ)と、本州以南に生息するツキノワグマ
(亜種ニホンツキノワグマ)の2種類のクマがいます。
エゾヒグマは北海道(かつての蝦夷地)のみに生息するクマであり、日本に生息する陸上動物としては
最大の種であり、ツキノワグマよりも、むしろホッキョクグマと近縁種とされています。
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