
舞鶴遊水池
★2024春 タンチョウ親子「子別れ」の日
タンチョウの一年
世界の現状の中で知ってほしい…
子どもたちの今、
★「……、医療奉仕団の役割、
そして私たちができること」
★日本の子供たちの現状も…
|
急激な気候変動、地球温暖化ならぬ海の温暖化も問題となっているこの頃、やはり何処も渡り鳥の飛来数の減少が心配されているように感じます。
ここ数年、初秋から初冬にかけて楽しみにしてきた長沼・舞鶴遊水地での野鳥観察でも、毎週末訪れるたびに何故か飛来数が少なくなってきているようで気がかりです。鳥インフルエンザなどの影響もあるのでしょうか。
そんな中、まだ青々とした畑地で小休止してエサをついばんでいたハクチョウたちを観察しての帰り際、少し違うルートを通りました。するとなんと1羽のタンチョウが田んぼでエサ探しをしている場面に遭遇しました。目を凝らしましたが、1羽だけで他にはいません。その時私の心に浮かんだのは、去年、かのタンチョウカップルの間に誕生して今年の3月に無事に「親離れ」したあの茶色頭のタンチョウでした。そうに違いないと勝手に確信した私の胸は熱いもので一杯となりました。
半年余り親からの熱い愛情を受けてのびのびと育ったあのタンチョウは、突然「子離れ」の日に親から突き放され、戸惑いながら一羽で自立して生きていくことを強いられました。これがタンチョウ世界のオキテかと思いつつその自立後を見守りたい思いでいました。そのカップルには今年、可愛いツインズ(双子)が誕生し、また熱心な子育てを展開しています。今年自立したその兄タンチョウはどうしているのかと気になっていましたが…。その後他の場所に渡り、また再び懐かしい生まれ故郷に戻ってきたのでしょうか?
|
|
(今回は、2022年~2024年の3年間に長沼で出会った渡り鳥を一挙掲載しました。)
|
 |
 |
タンチョウ
(2024年11月16日)
たった1羽で、冬に備え
エサをついばんでいました |
北国の短い秋… |
 |
 |
タンチョウ
(2024年3月30日)未だ親離れしたばかり…
頭頂から首まで茶色です!
|
タンチョウ
(2024年11月16日)1羽で採食
左の同一個体と思われますが… |