♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
花と光と風と…
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オジロワシ  &  クロヅル   コウライキジ  タンチョウの飛翔    2025





5~6メートルの近撮に成功!

何もかもが”たくましい”
オジロワシ




 クロヅルに出会うことができた私でしたが、はっきりとした姿が確認できなかったことがとても残念でなりませんでした。今度こそと願いつつ、また長沼に再び訪れてみました。

 今回は更に嬉しいことがありました。近くの舞鶴遊水地は未だ氷が張ったままでしたが、湖面に向かって車を止めた私の目の前わずか数メートルをオジロワシが横切ったのです。慌ててカメラを準備し、外に出てみると、右手の小さな雪山の陰に、そのオジロワシが止っていました。5~6メートルほどの距離でした。このチャンスを逃してはならないとシャッターを押し続けました。今までも何度も、オジロワシやオオワシに出会うチャンスがありましたが、今回はより近場からの撮影ができました。目の色や羽毛の感触も感じられるような気がしました。

 その後しばらくして、氷結した遊水地の上に、オジロワシの親子らしき2羽が並んでいる姿を見かけました。雪解けが待ち遠しいですね!



氷の張った湖面に
2羽のオジロワシが見えます
遠目ですが、
親子らしきオジロワシが2羽
仲良く並んでいました
オジロワシ    尾白鷲
学名:Haliaeetus albicilla
英名:White-tailed eagle
タカ目タカ科ウミワシ属
舞鶴遊水地

羽ばたきの練習をして…
ちらりと辺りを確認して…

飛んでいきました
コウライキジ    高麗雉
学名: Phasianus colchicus
英名: common pheasant
キジ目キジ科キジ属
クロヅル
クロヅル

赤い目、黄色いクチバシ
左右の鼻孔が
貫通しているのも見えます
クロヅル
クロヅル クロヅル

赤い目、黄色いクチバシ
 
ダイサギの鼻孔

ツルが「分鼻孔型」で、サギが「全鼻孔型」
 クロヅル
タンチョウの飛翔
タンチョウ2羽
飛翔
仲良く水辺で…
助走して…
飛翔…
タンチョウ ハルニレ
ダイサギ

頭部周りの白いもやは
背後の雪渓に日光が反射したもの
オオハクチョウ
(2025年3月初旬)

クイズです!

2羽のタンチョウと1羽の黒っぽい鳥… 
間違いなく陰影ではなく、
グレー色の体色でした(目視で確認)
3羽、 仲良く長都沼の西南方面へと
飛んでいきました

この黒っぽいグレー色の鳥は
果たして誰???
(2022年11月下旬)

こちらは、数年前のタンチョウペアと
幼鳥の3羽の飛翔
すでに幼鳥は、体形も白黒の体色も
親と同じです 
(誕生から半年です)
 (2023年11月初旬)

次年のタンチョウ親子
幼鳥は既に母親を追い抜いて
父親と同じ大きさに…
白黒の体色は全く親と同じです

故に、この子別れの(丸1年経った)3月期に、グレー色ということはあり得ません!?
タンチョウの子なら、既に親と同じはっきりとした白黒ボディのはずです!
幼鳥期のタンチョウは夏ごろまでは、黄褐色です)

きわめて素人的な感じ方ですが…
親や仲間とはぐれ迷鳥となった一人ぽっちのクロヅルと、
子のないタンチョウカップルの間に
里子・里親のような同族(仲間)意識が芽生え、時々行動を共にするのでは…?
…などと想像しています