♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
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国民の危機 ?  マイナへの考察       2023
酪農の危機 鳥インフルエンザ マイナ・・・etc.
 
 ▼マイナンバーカードの功罪を考えます


 ▼ トラブル続出のマイナンバーカード、保険証
 として使う場合の「カルテの取り違え」リスクも懸念
     (「マネーポストWEB」) 2023.06.10

 6月4日時点で人口に対する申請率が約77.1%に達したマイナカードだが、各地で不祥事が続出。厚労省の集計では、マイナカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」において、別人の情報が紐づけられていたケースが2021年10月から2022年11月の間に7312件も確認された。

 マイナカードを用いて各種証明書を取得するサービスでも、別人の住民票が発行されるトラブルが今年3月以降、全国で25件。本来は本人名義の口座でなければならない「公金受取口座」家族名義の口座が登録されるケースも13万件確認され、岐阜県各務原市では80代の男性が取得したマイナカードに他人の写真が印刷されるミスが発覚した。

 相次ぐトラブルに国民は憂う。JNNの世論調査では72%がマイナンバーの活用に不安を感じると回答した。
            (記事本文より)





 
 ▼ 「マイナ保険証」に潜むデメリット
   更新手続き怠り医療費10割負担”の悲劇、
   “高齢者の暗証番号持ち歩き”もリスク
     (「マネーポストWEB」) 2023.06.10

 政府の大号令で進むマイナンバーカード(マイナカード)制度だが、人為的ミスやシステムエラーによる落とし穴が次々に発覚。・・・(中略)

 この先、政府は紙やプラスチックの健康保険証を原則廃止し、2024年秋までに「マイナ保険証」の一本化を目指す。だが厚生労働省の集計では、マイナ保険証において、別人の情報が紐づけられていたケースが2021年10月から2022年11月の間に7312件も確認されている。医師の側もマイナ保険証に反対しており、4月には全国の医師1075人「マイナ保険証の義務化廃止」を掲げて国を提訴している。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏は「そもそもマイナ保険証はメリットが少ない」と指摘する。

「政府はマイナ保険証で病院の受付をすれば待ち時間が短くなると主張しますが、病院で待たされるのは受付のせいでなく、医師不足で患者の診療に時間がかかるからです。しかも、今年3月の時点でマイナ保険証に対応していない医療機関が4割あり、そのほとんどが中小の開業医。これでは地域住民がマイナ保険証で受診しようとしても叶わず、適切な医療を受けられない可能性がある」

 マイナ保険証は「更新手続き」が思わぬ落とし穴になる。

「マイナ保険証は原則として5年に1度、役所で本人が更新の手続きをする必要があります。体が不自由な場合などは代理人による更新もできますが手続きが煩雑

 また、更新の際は4ケタの暗証番号が必要ですが、2030年に認知症患者が800万人になると予測されるなか、高齢者が番号を覚えていられるのか。暗証番号とマイナカードをセットで持ち歩くことは紛失、情報漏洩の点で大きなリスクを伴います」(荻原氏)





 ▼ カード番号と暗証番号が芋づる式に…
   「マイナンバー」が日本に引き起こす大混乱

        2023.06.09
 

 実は、マイナンバーカードによって引き起こされるトラブルについて、現在の混乱は、まだ序の口だと指摘する人もいます。

 匿名を条件にシステムエンジニアの方に、これからマイナンバーカードで起きそうな重大なトラブルについて聞きました。

 「政府はマイナンバーカードで、当初に法律で決まっていた税・社会保障・災害の3分野だけでなく、利用分野をどんどん広げていこうとしています。

 利用分野を広げれば広げるほど、なりすましやハッキングの危険性は高くなります。今の日本のモデルでは、カードと暗証番号があればすべての個人情報を芋づる式に引き出すことができるからです」
  (本文記事から) 



 


 書籍:『ショック・ドクトリン』幻冬舎(解説抜粋)
 著者: 堤未果(つつみ・みか)国際ジャーナリスト

 ーーー2001年の米同時テロ。ショック状態の下、米政府は「テロへの戦い」を大義名分に国民監視等を合法化する法律を一気に成立させた。同じ手法が今も世界中で使われている。リーマン・ショックに新型コロナ、地球温暖化等…。恐怖のニュースで人々が「思考停止」になった隙に、監視・言論統制を進め、危険な法律を次々に導入。その正体は半世紀前に米国で開発された、命や資産や個人情報をカネに変えて吸い上げる、恐るべき〝錬金術〟だった。

 ーーー―ショック・ドクトリンとは、戦争や災害といったショッキングな状況で国民が思考停止に陥ったスキに過激な政策を導入し、国と国民の資産を略奪する手口のこと

 (中略)

――新型コロナ禍もショック・ドクトリンだった

「まさに。選択肢を示さないのがショックドクトリンの特徴です。日本も含め多くの国が、緊急だからとまだ治験中の外国製ワクチンを不平等契約で大量に買わされ、示されたのは何故かワクチン一択。『命』を担保にされた国民は、打ち続けるしかなかったのです」

――マイナンバーカードに健康保険証をひもづける政策(マイナ保険証)も危ない

「これも同じで政府やメディアは『来年、紙の健康保険証はなくなりますよ』とけん伝しますが実はそうじゃない。マイナ保険証を使いづらいお年寄りなどには『資格確認証』というやり方もあるのに、そちらは積極的に広報せず、巧妙に国民の選択肢を奪っているのです」

――〝やりたい放題〟のデジタル社会。モノを自分で考えないようにする愚民化政策に近い

「10代の8割がスマホ依存だとのデータがある若い世代を中心に、集中力のスパンが劇的に短くなっています。ネット検索でも『言葉』で調べるのさえ面倒で、ユーチューブ(映像)で調べる。それも『3分』しか見ていられない。こうなると〝洗脳〟するのは簡単です。政府や企業に〝都合のいい情報〟を流されていても、情報を追うのに忙しく立ち止まって考えないので、危ない情報が流れてきても、おかしいなと感じる事ができないからです」
 (本文からの抜粋)


 


 ▼ 【マイナカード】普及を急ぎ過ぎたツケ 
 専門家は「今後も問題は繰り返し、その度にシステム
 の改修が必要に。最悪のスパイラルに入っている」
         (デイリー新潮) 2023.06014

 マイナンバーカードを巡るトラブルが次々と明らかになっている。今月10日にはカードを使って行政手続きができる政府のサイト「マイナポータル」で、他人の年金記録が閲覧できてしまうケースが発覚。健康保険証として使う「マイナ保険証」でも、別人の情報が登録されていたり、医療機関で「無効」と判断されて10割負担を求められる事例が相次いだ。さらに、マイナンバーに紐付けられている公金受取金口座が家族など本人以外の口座になっている事例が、何と13万件にのぼることも明らかになった。いずれも情報を紐付ける際の「人為的ミス」が原因だとデジタル庁は言うが、誤情報でも登録できてしまうシステム上の不備があるのは明らかだ。




(とりあえずの記事です。
後ほど追加したり編集し直します)