♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
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キタキツネ ・ ヒヨドリ ・ エゾリス ・ エナガ   2023





きのこ広場






 新しい年が明け、もう既に2月半ば、昨年以来、世界は新たな局面に突入しつつあるような気がします。
 様々な野鳥に出会うようになると、未だ遭遇していない種に会いたいという贅沢な望みがつのり、すでに何度も遭遇した種に対しては関心を持たなくなっている自分に気がつきます。でも毎年変わらず、同じ馴染みの鳥に出会えることの喜びを感謝し、かみしめることの大事さも感じ始めています。ヒヨドリは、いつも何処にいても会えるし、目新しくはないと思っていましたが、今回は何故かとても嬉しい出会いができました。ツグミもそうですね。
 ヒヨドリは、かの源義経が平氏と戦った「一ノ谷の合戦」で、「鵯越(ひよどりごえ)の逆落し」といわれる名場面で有名となりました。
     ヒヨドリとはどんな鳥?  

 ひとつひとつの野鳥との出会いから、様々な関連のストーリーを調べると、野鳥観察も更に楽しいものとなりますね。
 
 




ヒヨドリ   鵯、白頭鳥
学名:Hypsipetes amaurotis
英名:Brown-eared Bulbul
スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属

 




シマエナガ




 




シマエナガ




 




ヒヨドリ









エゾリス









アカゲラ




 








 




リスは別名、
「森の忍者」とも言われますが、
木から木へ、枝から枝へ
素早く自在に動く様は
本当に忍者のようです!
 









 









 








 








 









 




本当に無我夢中で
頬ばっています。
さしずめ人間にとっての
ポテトチップスみたいな
食感かしら???





ツグミ

ここには、ほかに他の亜種、
ノハラツグミ、ワキアカツグミ、シロハラなどの
目撃情報がありましたが
普通のツグミにしか出会えませんでした





こちらは、ドイツトウヒの
松ぼっくりをかじっているエゾリス
この食痕は「海老フライ」とも称されます





競技場の外側斜面上部辺りに
何かが動いています

何かな…?
と心ときめかせながら近づいて見ると…
キタキツネでした!
 




ツグミ





 



人間のことは
余り気にしていない様子
もしくは、ほぼ完全に無視…状態!

でも通りがかりのイヌに対しては
怖がって身を隠したりしています
 



通りがかりのバーダーさんによると
ここが、キツネの巣穴なのだそう

こんなに人目に付く場所に
何故?…と思いましたが…







キツネの一生
キツネの婚姻、子狐、独立、成長…







間もなくして
雪の上に身を沈めるように
横たわりました…







眠くて眠くてたまらない感じでした。
うとうとしています。
普段はとても用心深いはずのキツネが
多くのカメラマンに囲まれても
お構いなしに
眠りこけています。




人間は自分たちを襲わないと知っていて
返って人間の側にいる方が
クマなどの外敵から身を守られると
思っているのかもしれません

私達も、このキツネたちの信頼をそこなうことなく
地球にやさしく、生き物たちにやさしく
そして、人に優しく…
ありたいものです!



      キタキツネ  北狐

   学名:Vulpes vulpes schrencki
   英名:Ezo red fox
   北半球に広く分布するアカギツネの亜種

(本土キツネ)
習性) 前年に生まれた若いメスは、なわばりの外に出て行かずに母親のそばに残り、母親の子育ての手伝いをする。いわゆるヘルパー(お手伝いさん)としての役目を果たしている。
採餌) ネズミ類、鳥類、コウチュウなどの昆虫類など、主に小型動物を食べるが、果実類なども食べる。
繁殖) 繁殖期:12~2月に交尾。3~5月に出産。 出産場所:日当たりのよい明るい林や原野に掘った巣穴 (産)仔数:2~7頭出産。

(キタキツネ)
 土手などに穴を掘り、巣穴とする。穴は通気用や非常口など多数作られる。巣を複数持ち、子の成長と共に、何週間かおきに移動する。ネズミや鳥類、昆虫、ヘビなどの爬虫類、エゾシマリス、エゾリスなどを主に食べる。秋には果実や木の実、キノコや秋鮭も食べる。人間の近くに住む場合は、住宅街に出てきてエサを探したり、犬や猫のエサを食べることがある。観光地では、昼間に路上を歩いて観光客に餌をねだったり、ごみ捨て場の残飯や牧場で出産時に捨てられた牛の胎盤を餌とする個体もいる。道路傍で餌を待ち、車に轢かれる事も多い。
 発情期は冬に行われる。1月〜3月の間では、ユキウサギやエゾリスと同じく、雪の中をペアで追いかけ合う姿がよく見られる。哺乳類の中では珍しく、雄も子育てを手伝う。毎年同じ相手と連れ添うとされているが、年中共にいるわけではなく、基本単独行動である。
 稀に前年の子が親の元へ里帰りし子を産んだという事例や、身内数匹で子育てを協力したという話もある。 雪解けが終り、暖かくなる4月〜6月の期間に子供を産み、秋の終わり頃に親が子を縄張りから追い出す子別れをする。
           (Wikipediaより)
  
 
これらから類推すると、おそらくこのキタキツネは、妊娠中であり、雪の上にいながら体が熱っぽく、そして眠くてたまらないのかもしれません。                  





















酪農の危機については、以下のリンクに移動しました。

北海道)酪農の危機