♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
花と光と風と…
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ハゴロモ水芭蕉、 オチクラ水芭蕉、 エゾリス、     2025





オチクラミズバショウ    落倉水芭蕉
学名:Lysichiton camtschatcense f. ochikurense
サトイモ科の多年草
別名:(双苞ミズバショウ)

長野県白馬村の落倉自然園で
みつかった事
から名づけられました

オチクラミズバショウ(2024)

ハゴロモミズバショウ(2023)




 札幌の市内もサクラの開花が進み、満開宣言も出たところです。市内の公園では、エゾリスやキタキツネの出産と子育てが順調に進んでいます。そのリスやキツネの子どもたちの様子をご紹介します!あまりの可愛さに感動の連続でした!
 今回は、エゾリスの子どもたち、次回はキタキツネの子ども達の写真を載せます。

 数年前から観察していたミズバショウに進展がありました。石狩市のマクンベツ湿原で観察された水芭蕉の一品種(変わり種)の「ハゴロモミズバショウ(羽衣水芭蕉)ですが、札幌市内の別の公園でも見かけました。その一角にはかなりの割合で、別品種の「オチクラミズバショウ」も点在しています。更にその2つの特徴が、同一の水芭蕉に混在しているものも、相当数ありました。ちょっと驚きでした。
 野幌森林公園にも水芭蕉の小群生地が幾つかあるので探しましたが、野幌では出会えませんでした。この「オチクラミズバショウ」と「ハゴロモミズバショウ」の2つの特徴を兼ね備えたものは、いったい何と呼ばれるのでしょう? 知りたいと思っています。新品種となるのでしょうか??



シラカバの幹に空いた大きな穴
そこに何やら蠢く影が・・・
カメラを向けると
可愛いお顔が見えました!
首を伸ばして
下を覗いてみたり・・・
普通のミズバショウ

白い部分が「仏炎苞」
それに包まれた部分が花で、
「花序」または「肉穂花序
と呼ばれます
オチクラミズバショウと
エゾノリュウキンカ
シラカバの樹液を
なめてみたり・・・
オチクラミズバショウ    落倉水芭蕉

仏炎苞は通常1枚で、白色卵形
円柱状の花序を包みます
ところがこのオチクラ水芭蕉は
1つの花序を挟んで、2枚の仏炎苞が
両側から向い合ってつきます
ママリス?
ハゴロモミズバショウ  羽衣水芭蕉

水芭蕉の品種の一つで
花の部分(肉穂花序)に
仏炎苞に似た付属片が付いています
可愛いリスの子ども
でも、爪はかなり鋭いですね
オチクラミズバショウ(2枚の仏炎苞)

ハゴロモミズバショウ (羽衣水芭蕉)

すごい!
・・・ダブルの特質を併せ持っています!
ハゴロモミズバショウ  羽衣水芭蕉 いいお天気~
うっとり・・・
 
あら?
見てたのね~!


(オチクラ + ハゴロモ) ミズバショウ

ハゴロモミズバショウ
エゾエンゴサク  蝦夷延胡索
ハゴロモミズバショウ
エゾエンゴサク  蝦夷延胡索
ハゴロモミズバショウ
エゾエンゴサク  蝦夷延胡索 オチクラミズバショウ    落倉水芭蕉
ハゴロモミズバショウ カタクリ
   
 ハゴロモミズバショウ ハゴロモミズバショウ